Annex of Theatrum Mundi

絶賛更新停滞中のはてダに加えて停滞するblog的な何か

イノセンス観た

感想を書こうと思うのだが、ネタバレを避けられそうに無いので後回し。内容知りたくない方はここで読むのを止めてネ!
とりあえず今日の行動記録。今日はイノセンス観たあと、広尾のhAruってレストランで姉貴の送別会して、池袋の手刀(Chop)ってライブハウスで同級生のライブを見て、巣鴨千石自慢ラーメンでラーメン食って帰った。なかなかハードスケジュール。相も変わらず睡眠時間が短くてつらい。
今日買った本

そしてイノセンス感想。
映像に関しては、文句のつけようが無いくらい凄い。もうCGを見慣れている私でさえ、今まで見たことが無いクオリティの画面が次々現れる。
ストーリーに関しては・・・監督本人も舞台挨拶で言っていたけど、たいしたことは無いと思う。要は、事件が起きました、捜査しました、思わぬ事態が起きました、最後は解決しました、と普通に起承転結があるだけといえばその通り。でも、最近それがちゃんと出来てる作品が少ないような気がするのは私だけか?特にアニメに関しては、プロダクションIG以外の作品はだいぶ厳しい気が・・・
具体的な中身の話をすると、一番感じたのは人形が滅茶苦茶エロいってこと(w。暴走するハダリなんかはヤバイね。18禁にした方がいいんじゃないかって位エロい。自分のろくでもない性癖を開発された感じ?(w。
まじめな話をすると、バトーがしゃべりすぎという気がしなくも無いけど、押井作品は大体いつもそんな感じなので無問題。映像の水準がその時代の最高峰を極めているという意味で、イノセンス天使のたまご*12という言い方も可能だろう。天使のたまごは15分セリフが無いとかイノセンスとは逆の特性を持っているので、鏡をはさんだ実体と虚像というべきか。
最後に、やっぱり押井監督は素子(というか女性全般か?)が理解できないということをよく理解しているみたい(←なんかメタな議論だな)。そういう点では、バトーはうまいこと利用されてるのか(w。船への潜入の最後のシーンは、バトーの素子に対する愛が切々と感じられるよいシーンだった。素子もバトーの気持ちを知りつつうまい事言ってるなあとは思うが(w。けど素子はやっぱりいい女です(断言)。萌えの対象にはならないのが、イイ!
ということで、イノセンス感想終了。
事実報告を一応しておくと、舞台挨拶は日テレの福沢アナが司会で、押井監督、素子役の田中敦子、バトー役の大塚明夫、トグサ役の山寺宏一と、写真撮影のときだけコスプレ(なのか?)のバトーが出演。監督・キャスト全員で何回も見ろといっていた(w。ああ、見に行くさ!攻殻は3回行ったからな!

*1:押井守監督、天野喜孝キャラクターデザインのOVA。あの天野喜孝の絵を手描きで忠実に再現するという無謀な作品。5人のアニメーターが死にそうになったらしい。