私個人の定義だけど
ライトノベルとは、退屈な日常の一服の清涼剤として読まれる小説のことではないかと思う。この定義に従うとすると、赤川次郎も吉本ばななも村上龍も村上春樹も高橋源一郎も佐藤友哉も西尾維新も(ry、ライトノベルに分類できるだろう。事実、私はこれらの作家の小説を読んで感動というか心に残る一節がまったく思い浮かばない。まあ、後味として残るものは作家それぞれによって異なるけど、それも立ち位置というか出版業界における売り方・売られ方(マーケティング)の違いによるものだろう。それも個人の好みといってしまえばそれまでだけど、シェイクスピアとか夏目漱石とかと比べると作品にこめられた作者の人生観という点で決定的な差異があると思われる。