Annex of Theatrum Mundi

絶賛更新停滞中のはてダに加えて停滞するblog的な何か

オタクだけではないけど

id:gong01:20061231:1167585476 の続き。
ものすごく語弊のある言い方であることは承知のうえでモデルを言い換えると、

  1. オタク第1世代=教祖
  2. オタク第2世代=使徒
  3. オタク第3世代=信者

なのかしら、とか年明けに考えた。これはヒエラルキーとしてではなく態度として、と注釈をつけないといけないかもしれないけど。別に年功序列が良いわけではないし。
もう少し丁寧に解説すると、第1世代は自らで完結して(いるように私には見える)おり、その行為自体が何がしかの意味を持つ。第2世代では行為は第1世代の模倣であるが、意味を他に伝達するという効果がある。第3世代では伝達された意味を受け取り、与えられた行為を反復する。という感じかしら。
私には日本語力がないのでどうしてもヒエラルキーの上下を含んだ表現になってしまっているけれど、実際にはヒエラルキーは存在しないと思っている。なぜならば、それぞれが崇める「神」はそれぞれ異なっているから。これにはもちろん例外もある(例えば「岡田斗司夫」とか「東浩紀」という具象化された神を崇める場合などが考えられる)。よく起きる論争など(この記述自体がそうだし)もこの見方である程度説明可能なのではないか。バベルの塔の寓話ではないけどそれぞれが異なる言語で異なる神をご本尊として崇めている、とも言える。
上記の議論(?)をオタクに限らずいろいろな局面で起きている衝突にも援用出来ないかと検討中。引用でエラそうなことを言ってみると、「万人の万人に対する闘争」が今まさに起きていると思う。
良かった、言いたいことが言えるところまで無理やり文章が書けた(w。