Annex of Theatrum Mundi

絶賛更新停滞中のはてダに加えて停滞するblog的な何か

世界って何だ 高二病編

あらゆる事象が二極化する現代にあって、世界とは何かということをよく考えます。フローベールとかビアスにならって(正確に言うと揶揄して)「世界とは**である」と断言することも出来ますが、それによって失われる剰余というか残差などの何がしかが気になります。
「世界とは**である」と断言することは、工学的には数列を方程式で記述することに似ている気がしています。単純な方程式をあてはめれば記述は単純になりますが、残差は大きくなり方程式と一致しない部分が多くなるでしょう。かといって複雑な方程式を当てはめて残差を小さくしても、記述が複雑になります。単純と複雑の間のどこかしらにちょうどよい(妥当な(?))方程式があるのかもしれませんが、それが今後もちょうどよいとは限りません。
つらつらとこんなことを考えていますが、私自身は不勉強のせいで単純な方程式を当てはめて、それで満足してしまっているのではないかと思います。いろいろ材料をそろえるために本を読みたいところです。