Annex of Theatrum Mundi

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Windows 7をこう使ってます

お久しぶりです。いろいろ見ているとWindows 7が使いづらいというような意見が散見されるので、自分の環境とその構築法を晒して参考にしてもらおうかと。

前提

以降の記述はWindows 7 Enterprise 64bit Editionの環境で行っているので、Homeとかだと設定できない項目もあるかもしれません。またLinux使いなのでCtrlキーの配置を変えたりしていますがその辺は趣味の領域なのでAの横がCapsでよいという方はわざわざ変えなくていいでしょう。あとかなり簡略化した記述にしていますが、これで操作法がわからないという方はこのようなカスタマイズはやめておいた方が安全です。
あと、今マシンを用意するなら4GB超のメモリを積んで64bit Editionにした方がよいでしょう。32bitアプリでどうしても必要なものがあり、かつそれが7で動かないのだったら仮想マシンを入れてXP動かすのが一番手間がかからないと思います。

Windows 7の設定

これは限界まで軽量化の方向で調整します。
まず「視覚効果」のチェックはフォントを滑らかにする以外は全て外して、デスクトップはクラシック表示にします。これでかなりWindows 2000に近い見た目になります。デスクトップに絶対に物を置かないという宗教に入信しているので、デスクトップの背景は黒単色、壁紙なし、ゴミ箱も消します。あとエクスプローラのフォルダオプションで全てのファイルを表示し、拡張子も表示します。システムファイルは消しておいた方が安全ですが、私はこれも表示するようにしています。

環境をいじるソフトウェアの導入

OS本体の設定だけでだいぶ軽快に動作するようになりますが、スタートメニューがせっかく広くなった画面を活用しないふざけた表示なのが気に食わないので、フリーソフトウェアを入れて変更します。私が使っているのは「Classic Shell」です。 http://classicshell.sourceforge.net/ これでXP以前のスタートメニューになります。細かく設定がいじれるので使いやすいように設定を変更します。
あとOS本体の設定をさらにいじるにはレジストリをいじるのがよいのですが、直接編集すると失敗した時にOSごとご臨終してしまう恐れがあるので「窓の手 2010」 http://www.asahi-net.or.jp/~vr4m-ikw/ でいじります。私はスタートメニューのツリーをクリックした時だけ展開するようにしたり、アイコンを256色表示に落としたりしています。
そしてデスクトップPCの場合は、Mac OS XでいうSpacesとExposeの機能を再現する「VirtuaWin」 http://virtuawin.sourceforge.net/ も入れてます。[Ctrl]+[Alt]+[矢印]でデスクトップを切り替えられるようにして、ブラウザ用、メーラSkype用、仕事用2枚の計4枚のデスクトップを使い分けます。

CtrlとCapsの入れ替え

これについてはEmacsキーバインドにしたりとかいろいろソフトはあるのですが、自分はCtrlとCapsだけ入れ替えられればいいのでMicrosoft公式の「Ctrl2Cap」で入れ替えてます。やり方は http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1182ctrl2cap/ctrl2cap.html を参照して下さい。

最後に

以上のようなカスタマイズをするとWindows 7が快適に、というかWindows 2000以降だったらどれも似たような操作感覚にまで落とし込めます。もしわからないことがあればご質問いただければお答えしますが、私に聞くよりもググった方が速いでしょう。

おまけ

Windows 7で[Win]+[矢印]キーを押すとアクティブウインドウを最大化、ぴったり右半分or左半分表示、最小化などができます。