ゼロヨンイチロク 清水マリコ・著

この作者のMF文庫3作目。「嘘」3部作ではないらしい。てことはあと1冊は出るって事か。
内容は、いつもどおり日常に生じたわずかなほころびから物語がスタートして主人公が1つ成長して新たな生活に落ち着くまでを描いている。珍しく主人公が女の子で、サポート役が男の子。あともう二人の女の子が主要キャラの全部。
読後感はすっきりしていて良かった。けど、それだけって感じもしなくは無い。ホントにライトな感じ。本職じゃないから割り切って書いてるのかもしれないけど、このストーリーテリングの力をもっと長編で発揮して欲しい気がします。