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絶賛更新停滞中のはてダに加えて停滞するblog的な何か

感想・攻殻機動隊Stand Alone Complex 2nd GIG Vol.08

第15話「機械たちの午後 PAT.」前作の「機械たちの時間」に対応するお話。話数も一緒。自らのAIの特性と個別主義者、Stand Alone Complexの関係を語り合うタチコマ達と、彼らのAIの開発者の亡命話を織り交ぜて語っている。亡命については前作第1話と同じやり方で足止めして身柄を確保。タチコマがしゃべくりまくるので、(映像特典の対談を見ると)声優の玉川さんは大変だったようだ。個性を追求した結果として没個性化していく人間と、並列化を進めた結果として個性を獲得するに到ったタチコマの対比がSAC全体を貫くテーマを端的に示していて非常に面白かった。でも、アニメーションとして観ると全く動きが無いので脚本だけで1本でっち上げました!という感じがしないでもない(w。
第16話「そこにいること ANOTHER CHANCE」クゼの過去の経歴をイシカワが延々と語るお話、以上(w。今まで何度か出てきた米帝がImperial Americanaの訳だと知ってそのまんまかよ!と懐かしの三村ツッコミをしてしまった。PKFの話とかは非常に現在の状況を表しててステキ。Full Metal Jacketと重なるシーンも多数あってイカスお話ですた。